2024年3月15日
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江戸時代の五街道の一つ中山道は、倉賀野・新町・高崎・板鼻・安中・松井田・坂本と、群馬県では七つの宿駅を通過していました。
宿駅には本陣・問屋・宿屋などがあり、旅人に便宜を与えていました。
高崎と板鼻の間にある豊岡、松井田と坂本の間にある五料と横川には茶屋本陣がありました。
茶屋本陣は、喫茶・昼食などの休憩所であり、本陣と同じように大名・幕府役人などの偉い人が利用しました。
中山道が天下の幹道といわれた重要な街道だった証拠です。
茶屋本陣が設けられるのは土地の名主など有力農民の屋敷であるため、民家建築としても貴重なものです
<安中市教育委員会HPよりお借りいたしました。>
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茶屋本陣のひな人形展へ行ってきました。
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江戸期~昭和初期に作られたお雛様や
享保雛や裃(かみしも)雛のほか、御所や七福神の飾り、
約1000体の人形が飾られているそうです。
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神棚と囲炉裏
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養蚕に使われていた道具類
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その他に
釜、お風呂、脱穀機、馬屋などがありました。
とても広いお屋敷です。
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お庭も手入れが行き届いていて
縁側に腰を掛けていると
職員の方が温かいお茶を入れてくれました。
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キンと冷えた空気でしたが
縁側では風も当たらず
青空に生える裏妙義山を見ながら
のほほんとした時間を過ごすことができました。
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遠い遠い、昔の昔
おじいちゃんのお家の縁側で
おばあちゃんが囲炉裏で作ってくれた焼きもちを
頬張って食べていた頃を思い出しました。